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フィラリアについて

フィラリアとは

フィラリアという寄生虫が、犬の心臓や肺の血管に寄生することによって、「犬フィラリア症」になります。成虫の体長は長いものでは20cm以上になり、”そうめん”状の細長い形をしています。
フィラリアは蚊の吸血によって犬から犬へと伝染され、犬の体内で成長して心臓や肺の血管に移動するため、放っておくと死に至る事もあります。

 

フィラリアの感染経路

蚊に吸血されると・・・
フィラリアの幼虫が犬の体内に入り感染します!

予防は?蚊が媒介する期間+1ヶ月

蚊の体内の中で子虫は発育して
感染能力のある幼虫まで育ちます

フィラリアが心臓に寄生している
犬の血を蚊が吸血!
子虫が蚊の体内に入ります

この犬の血には子虫(ミクロフィラリア)がいます 蚊が吸引中 犬の心臓に寄生した成虫

フィラリア症の予防薬は、
犬の体の中にいる幼虫が
心臓に移動する前に駆除
するお薬です。

・食欲がなくなる ・貧血を起こす
・ゼーゼーした咳をする ・呼吸が速くなる
・散歩に行きたがらない ・赤いオシッコをする
・体重が減少する ・運動後に失神して倒れる
・毛ヅヤが悪くなる ・腹水がたまる



 

フィラリア及びマダニ対策

■ 1.血液検査

フィラリアは蚊が媒介するため夏を越す度に感染率が高くなります。
血液を調べれば感染しているかどうか分かります。
又、予防薬を投与する前には原則的に感染の有無のチェックが必要です。
当院では、この時の血液検査で同時に簡単な健康診断も実施しておりますので是非ご利用下さい。

 

■ 2.毎月1回の投薬で予防
愛犬をフィラリアから守るのは、毎月1回(初夏~秋にかけて)自宅で予防薬を飲ませることで可能です。
この予防薬は犬の体内に侵入してしまったフィラリアの幼虫を心臓にたどり着く前に駆虫する薬です。

 

■ 3.投薬の注意

予防薬の投薬は、蚊からの感染がはじまって1ヵ月後から、感染が終わって1ヵ月後まで。
その間は必ず、1ヵ月間隔で、毎月1回の投薬を行うことが大切です。
北海道では6月から10月末までが投薬期間となります。また1つの薬で同時にマダニ、ノミへの対策もできる便利なお薬もあり、こちらを使われる飼い主様も増えています。
特に昨今マダニが媒介する人への感染症も注目されておりますので是非とも対策しましょう。
マダニ対策は4月からスタートすべきですので詳細はおたずねください。

 

マダニ対策は4月からのスタートで!

当院において毎年4月末頃から「マダニに咬まれた」といって来院するワンちゃんが多数おります。
被害に遭う場所は郊外だけでなく、意外にも散歩中の近隣の公園等も多いので注意が必要です。
吸着したマダニを不用意に摘出すると、患部にひどい炎症をおこす事があり、また、マダニが媒介する人獣共通感染症もあるので、ぜひ「ノミ・マダニ駆除薬」の投与も考えてあげてください。

 

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